りんごMAGAZINE

【りんご通信vol.18】よりみちしたくなる街、松本(風音)

毎週更新!りんご音楽祭の広報チームによるコラム連載「りんご通信」では、りんご音楽祭のリアルな裏側や、りんご音楽祭の開催地である長野で暮らすメンバーの日常をお届けします。

フェスだけじゃもったいない? りんご音楽祭の開催地・松本のことをもっと知りたい!

今年もはじまりました、「りんごよりみち」の取材。

「りんごよりみち」とは、松本在住アーティストに松本の街を案内してもらい、松本での暮らしやアーティスト活動について掘り下げていく企画。2023年から始まり、これまで主催のsleeperさんを含めて9組のアーティストを取材してきました。

私は普段、松本から電車で1時間半ほど離れた長野市に住んでいます。この企画が始まるまでは、基本オンライン上で仕事のやりとりをしていたので、松本との接点があまりなく、1年目のりんご音楽祭は完全に「お客さん」という感じがありました。

りんご音楽祭はそもそも、主催であるsleeper さんの「松本大好き!超いいところ!みんな遊びにおいでよ!!」というアツい愛により始まったフェス。それなのに、広報チームの自分はあまり松本に潜れていないかも?「もっと松本と関わりたい!松本のことを知りたい!」という個人的な思いもあり、提案したこの企画。取材で松本に通えば通うほど、「松本って、変な街だな〜〜おもしろ〜〜」と思います。噛めば噛むほど味が出るスルメみたいな……。

街を歩けば誰かに出会える

さて、せっかくなので取材前に松本を散策。道を歩いていたら、去年「りんごよりみち」で取材した画家のJさんが路上でペイントをしていました。「お〜〜風音ちゃんじゃん」と声をかけてもらい立ち話。この歩けば誰かいる感じ、松本っぽい!

取材の時間まで、栞日さんで松本の作家さんの本を買い、Moniqueさんで古着のリメイクの相談をし(「りんごよりみち」のsleeperさん回に出てきます)、ナワテ通りのMount Island Desert Ice creamでアイスクリームを食べてエネルギーチャージ。

そして今日の取材相手のDJちょっこーさんと合流。今日のために過去の「りんごよりみち」を読み込んできてくれてとってもうれしかった! 外から松本に来る方向けに始めた企画ですが、意外と松本在住の人が読んでくれているのです。

ちょっこーさんは「俺、撮れ高あるかな〜。みんなみたいないい話ないですよ」と謙遜していましたが、いざお話を聞きはじめたらあっという間の3時間でした。記事にまとめるのが楽しみ!

取材中も、道やお店でりんごのスタッフの方、過去回で取材した方とすれ違い、「よりみちの取材?」と声をかけていただきました。それから、街中にりんご音楽祭のポスターが貼ってある!これもすごいこと。(りんご音楽祭のポスターは、ポスターチームが地道に1店舗ずつ声をかけて貼って回っているのです)

りんご音楽祭は、やっぱり松本という街と、そこで暮らす人がいてこそのものなんだなと感じた一日でした。「りんごよりみち」からそのすごさを感じでもらえたらうれしいです。

▽りんごよりみちの詳細はこちら

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