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りんごMAGAZINE

【りんご通信vol.10】フェスの日が雨予報!どう楽しむ?(風音)

毎週更新!りんご音楽祭の広報チームによるコラム連載「りんご通信」では、りんご音楽祭のリアルな裏側や、りんご音楽祭の開催地である長野で暮らすメンバーの日常をお届けします。

こんにちは。もうまもなく梅雨がやってきそうですね。

先日、長野県大町市で開催された野外音楽フェス「IDETABI」に行ってきました。

今年で開催に二年目のこちらのフェス、昨年がとても楽しかったので今年も楽しみにしていたのですが、見事な快晴だった昨年と違い、今年は雨予報。芝生に寝転んでのんびりしたかった~と思いつつ、前売り券を買っていたので予定通り行くことにしました。

雨の日のフェス、服装や持ち物はどうしたらいい?というのが気になるところ。当日の私の装備をご紹介します。

まず、濡れたり泥にはまってもいいように、足下は丸洗い可能な厚底のサンダル。防寒具も兼ねたオフホワイトの軽量レインコート、白のナイロンパンツ、薄手の長袖トップス(綿は濡れると重くなる上になかなか乾かないので、ポリエステルなどの化学繊維がおすすめです)。今年のりんごで身につけようと思って買っておいた白のバブーシュカが、意外とレインコートの色味とマッチしたのでこちらも装着。

持ち物は、撥水性のある巾着型のポシェットに、財布とスマホ、リップ、折りたたみ傘、ドリンク用のマイボトル、日よけにもタオルにもなる手ぬぐい(りんご音楽祭はなぜか手ぬぐいを頭に巻いている人がとても多く、真似してみました)。

後半は晴れると信じて、防水のレジャーシートと、キャンプ用の小さい椅子も持参しました。

雨なの残念だな~と思いつつ、意外と準備段階からわくわく。よく考えてみたら、私のフェスデビューは2022年のりんご音楽祭の初日。行った人はわかると思いますが、とんでもないどしゃぶりの日でした。

初フェスの上に雨、びびり散らかしてとにかく汚れてもいい、黒色ベースのアウトドアっぽい地味目な格好で会場に着いたら、カラフルに着飾った人がたくさんいて「これがりんご!」と洗礼を受けたのを覚えています。

天気はずっと雨。寒い。足下はやっぱりドロドロ。ですが、ステージ一体に広がる「このカオスな状況に居合わせたおれたち」という独特の熱い高揚感と、「せっかく来たんだから、みんなで楽しみましょうね」という思いやりが混ざり合い、会場はかなりハートフルな空気。雨なのにみんなニコニコで踊っていて、とにかくすごかった。今でも「2022年の初日のりんごに行った」という人に会うと、「あの日を一緒に乗り越えたんですね」と堅い握手を交わしたくなります。

話を戻してIDETABIも前半は雨でしたが、やはり会場にはなんとなくあたたかい空気が流れていました。最初は足下の泥にびびりましたが、裸足で駆け回る子どもたちを見て、「帰ったら洗えばいいか」とガシガシ歩き回れるように。さしていた傘をたたみ、レインコートのフードを被って雨の中踊りました。午後には雨がやみ、レジャーシートを出して芝生に座れるように。夕方には雲の隙間から見事なアルプスの山と夕陽がステージに差し込みました。そのきれいだったこと。

野外音楽フェスとなると、やっぱり晴れてほしい。でも雨の日は雨の日で楽しいんですよ。りんご音楽祭は過去二年快晴が続いていますが今年はどうなるでしょう。もし今年が雨予報でも、だまされたと思って遊びに来てみて下さい。忘れられない一日になるかもしれません。

IDETABIで見た雨上がりの青空

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