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りんごMAGAZINE

【りんご通信vol.4】今年のりんごが見えてきた!?ブッキングの瞬間(花)

毎週更新!りんご音楽祭の広報チームによるコラム連載「りんご通信」では、りんご音楽祭のリアルな裏側や、りんご音楽祭の開催地である長野で暮らすメンバーの日常をお届けします。

 広報活動開始1ヶ月。やって来ました。「うわぁぁぁぁぁ!」という瞬間が。

 私は広報活動の一環で、dj sleeper の日録を投稿しています。彼のりんご音楽祭での狂った働き方をお客様にお届けするべく、生態を観測しているのです。これが案外面白いものですね。なんと言ったってりんご音楽祭は彼主体の個人で運営されているフェスなんですもの。興味深いその運営方法を知ってしまった上であの素晴らしいステージを観ると、きっと皆様ひっくり返ってしまうと思います。「どうか届きますように、とことん狂った奇跡のフェス」という熱い想いを胸に、広報活動に勤しんでおります。 

 そんなある日のお話です。世界的アーティストのパフォーマンスを観に行った日のお話。パフォーマンス後のアーティストとdj sleeperとの会話を近くで覗いていました。すると、dj sleeper の砕けた表情が一変。しゃんとした目付きで突然、「今年のりんごが見えてきた」と言い出しました。それからものの1分で、なんと、出演が決まったのです!明日のランチの約束をするくらいあっさりと決まってしまいました。りんご音楽祭ってこうやって成っているのね〜!sleeperさんすっご〜い!わ〜アルプス公園であのパフォーマンスを観ることができるなんて〜!今年はなんだか大きな波に乗れそ〜!と、私はただニコニコしていました。そんなハッピーを継続したままおでんを食べていました。しかし、幸せなおでん時間を過ごしている場合ではなかったのです!そう!これこそ私が収めるべきdj sleeper の日録だったのです!世界的アーティストのブッキングの瞬間…。もう二度と訪れないであろうチャンスを、私はあの日、東京の夜に置いてきてしまいました。世界的アーティストを目の前にあんぐりと口を開けて見惚れている場合ではなかった…。

 といった具合に、私の広報活動は日々反省と再考の繰り返しですので、今日ここにチャンス転がってそうだよ、という際は、ご一報ください。長野も、東京も、世界の裏側にだって、飛んでいくぞ!という気概はあります。まだまだ頑張ります、広報私。皆様にワクワクドキドキを届けますので、どうぞ穏やかな表情で、薄目で、見守っていて下さい。

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