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2015.09.08TALK

Masht Star・店主 × りんご音楽祭・主催者 対談!ハンドメイドグッズと沖縄を語る。

Masht Star(マシットスター)は沖縄県那覇市の浮島通りにある、オリジナルブランドをメインに扱うセレクトショップです。
店主の栗栖咲子さんによるアフリカン・フレイヴァーあふれるハンドメイドのアイテムたちは、とても個性豊かでありながら、街中で身につけやすいお洒落さ。
りんご音楽祭主催者・古川が足繁くお店に通っていることもあり、りんご音楽祭スタッフにもファン多数。
念願叶って、このたびMasht Starさんとコラボして、りんご音楽祭初となるコラボレーションによるハンドメイドグッズを製作いたしました。

某日の沖縄にて。対談形式で、Masht Starや浮島通りへの思い、こだわりのハンドメイドグッズの製作に至るまでの過程をMasht Star店主・栗栖咲子さんに語って頂きました。

<Masht Star × りんご音楽祭 ハンドメイドグッズ>
ご購入はこちらから→http://www.masht-star.jp/?mode=grp&gid=1230044
りんご音楽祭2015出演アーティストのコムアイ(水曜日のカンパネラ)、やけのはら、原田茶飯事、WSZ80(LEF!!! CREW!!!)、ヴィーナス・カワムラユキ(しぶや花魁)、DJ BAKU、望月かなみ(おやすみホログラム)がモデルを務めた素敵な着用写真にも注目です。

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「アフリカンファブリックが沖縄の強い日差しに似合ったから。現地の生地を、日本の日常で気軽に着れるような形やデザインにしたくてハンドメイドを始めた。」

りんご音楽祭主催・古川(以下、古):はい、マシットスターの店主・サキコさんと、僕・古川の対談です。マシットスターはいつ頃、なんで始めたんですか?ここ沖縄・那覇の浮島通りで。

masht star店主・サキコ(以下、サ):ちょうど7年前にオープンして、始めは同じ浮島通りのもうちょっと…20mくらい奥だったんだけど笑、規模が今の半分くらいの所で。そっちで2年やって、こっちに移動して5年。

古:あっ、場所違ったんだ。狭い所だったんですね。

サ:小さすぎたから移転して。お店を始めた頃はレゲエというか音楽色が強くて、クラブに遊びに行く時に着ていくような洋服とか、レゲエのアーティストが作っている洋服とか、地元の子達のCDとか。それらがメインの商品でしたね。今と違って、ハンドメイドじゃない商品もいっぱいあった。

古:今よりハンドメイドじゃない物の比率が高かったって事ですか?

サ:そう。ジャマイカやアフリカからの輸入商品だったりが多かったんですけど、だんだんハンドメイドの商品が増えてきて、今はもう90%くらいはハンドメイドの商品ですね。

古:それはなんで移行していったんですか?お店の移転がきっかけとかですか?

サ:ん~、そうじゃなくて。なんか元々、私が沖縄に引っ越してきたのも、暖かい所で住むのにいい環境っていうのもあるんですが、私が扱うアフリカンファブリックが沖縄の強い日差しに似合ったからなんです。カラフルでビビッドな生地が多くて、そういう商品を沖縄でどんどん販売したかった。もっと言うと、アフリカの生地を日本で気軽に着れるようにしたいなって思って。現地っぽい雰囲気じゃなくて、現地の生地を日本人が着れるような形とかデザインにしたいっていう思いがあって、それでハンドメイドの商品を作るようになりました。

古:たしかに、出来ている商品を輸入すると、それは向こうのデザインですもんね。

サ:そう。どうしてもサイズが大きかったり、形や縫製も雑だったりとかね。現地の商品で自分が欲しいものがなかった。だったらせっかく沖縄にいるし、まぁアフリカの生地ではあるんだけど、その「強い日差しに似合う」っていう事を考えれば沖縄にもすごく合うし!沖縄から発信して、日本の他の地域の人も日常で着られるようなデザインの物を作りたいなぁっていうのが強くあったから、今はそういう感じでやってます。

古:けっこう旅行で来る方も買っていかれるんですか?

サ:沖縄に来る度に買っていっていただける方は結構いらっしゃったりして。

古:まさに僕もそういう感じで。

サ:そうそう、スリーパーさんみたいな感じの方々。結構います。

古:通販とかもけっこう売れるんですか?

サ:うん、通販も。一度お店に来てくれて、それから通販で買ってくれる方が多いかな。こういうアフリカの生地とか好きな方は探して着てくれたり。まぁスリーパーさんもそうだと思うんですけど、アフリカの生地ってわからなくても珍しい柄だったり、デザインだったりが気に入ってくれて、っていうのはよくあります。

古:見た事無い柄の服が多くて、花柄でもこんなの見た事ない!とか。カラフルな配色とか、個人的に好きだし。

サ:スリーパーさんの好みはカラフルというか奇抜なやつね。笑

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左:Masht star店舗前、右:Masht star店内

「沖縄に来て、ローカルな感じが欲しくなったらぜひ、浮島通りへ来てもらえたらなと思う。」

古:サキコさんは7年前に沖縄に来たんですか?

サ:滋賀県出身で、7年前に沖縄に来て1ヶ月でお店をオープンしました。25歳までにお店を出したいっていうのがあって、どうせ出すんだったら自分の一番好きな所で出したいなって。そんなに日本全国行ったわけじゃないけど、沖縄が一番いいなって思って。

古:じゃあお店を出す前にも沖縄に来てたんですか?

サ:うん、旅行でね。でも旅行でしか来た事なかったから、右も左も分からず。浮島通りしか知らなかった、逆に。

古:あ~じゃあ浮島通りしか選択肢が無かったんだ。まぁラッキーというか…いい通りですもんね、ここ。

サ:うん、すごくいいと思う。昔はもっと活気があったって言ってたけど。でも最近いろんなお店ができてきたし、若い子達がオーナーをやってるお店も多いから、またなんか違う感じが出てきたんじゃないかな~って。

古:浮島通りってどんな場所ですか?サキコさんにとって、那覇にとって。僕も沖縄に通いはじめた頃はあんまり来てなくて、数回目で長期間いる時に雑貨屋とか、そういうところあるんだろうな~ってフラッと散歩してた時に浮島通りを見つけたんですけど。観光で来た人が歩いてるイメージってあんまりないですよね。

サ:うん。それこそ何回も沖縄に来ていて、国際通りとかにもう興味がなくて、偶然はずれの通りの道に入ってみようかって辿り着く人が多くて。でも、歩いてみると個性的なお店が多いから面白いと思うんだよね。洋服屋とか雑貨屋さんとか。地元の音楽関係の子達はフライヤー撒きに来たついでに寄ってくれる事が多いかな~。ここにいると音楽関係の人に知り合う事が多い。

古:まさに俺もそうですもんね。

サ:そうそう。レゲエのショップだったから、DeeJayやってる子達が顔出してくれるっていうのはよくあるかな~。

古:たしか僕が沖縄3回目の時かな。初めて浮島通りに来て、「那覇にこんな場所が隠れてたのか」って思った。だってすごい分かりにくいよね。この通りがいい感じだって、那覇を見た時にあんまり感じなかったっていうか。あんまり浮島通りを推してないんですかね?

サ:推し終わったんやと思う。なんか20年くらい前は本当にすごかったみたいで。洋服屋さんも一日で何百万とか売り上げるような感じだったらしくて、経歴長いオーナーさんとかはみんな「昔はすごかった~」って言うの。それから一旦落ち着いてしまって。その当時は観光のガイドブックにもよく載ってたみたいで。今も載ってるけど、隠れスポットみたいな感じじゃん?穴場みたいな。

古:でもさ、2泊3日の旅行で来て、浮島通りは行かないよね。まぁとりあえず海でしょ?沖縄そば食べて、美ら海水族館行って、みたいな。だから沖縄に長期間滞在する人が見つけたりするのかな?フラフラしてると何か本当に面白い店が多いですよね。入口の所のおかゆ屋さんとか、そのすぐ近くにある熊が置いてある店とか…あそこいつ行ってもスタッフの人いないよね。

サ:おばちゃんがやってるからね。でもあそこ、すごくいい。私も大好き。

古:ちょっと離れるけど、節子鮮魚店とかもあるし。三宅商店とかも、重要なお店が多いですよね。カフェとかもいい雰囲気のところが多いしね。

サ:沖縄に来て、海とか空とかそういう南国の醍醐味を味わうのもいいけどさ、ローカルな感じとかが、2回目、3回目になると欲しくなると思うの。そういう人達はぜひ、浮島通りへ来てもらえたらなと思う。

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左:じーさーかす、右:ANKH
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左:柏屋、右:節子鮮魚店
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左:WALKER、右:三宅商店

「“その時だけのものじゃない”っていうのが、すごくチャレンジかなって。ずっと日常で使ってもらえるアイテムを、一年に一度のフェスのグッズで作るっていう。」

サ:本題の、今回のりんご音楽祭のハンドメイドグッズの話なんだけど。スリーパーさんから、うちのTシャツがすごく良いって言っていただいたことがきっかけで、今回のプロジェクトが始まったわけだけど。打ち合わせを進めていくなかで、「定番とは違うフェスのグッズを作りたい」ってよく話してたじゃないですか?

古:そう。フェスのグッズって大体が定型化されていて、Tシャツに版でプリントされてたりとか、フェイスタオルとか、どのフェスでもありきたりなものばかり。とにかく数が出るから、大量生産がしやすい定番なものを作る。定番のものが結局売れるから、商売を考えるとそういうものを作るんですけど。それにちょっと飽きちゃったのと、なんかもっと面白いことやりたくて。Tシャツの形とか生地とか、プリントできる範囲が決まってるとかもなんか嫌で。笑 だけど変わったものを作ろうとすると値段が高くなって、りんご音楽祭の規模だとできなかった。それで何年も悶々としてたけど、マシットスターのTシャツを買った時にひらめいたんですよ。「これのりんご柄いいじゃん!」って。

サ:りんご柄の生地もね、なかなか気に入るものに出会えなかったんでしょ?

古:沢山あるけどどれもファンシーすぎちゃって。サキコさんが見つけてくれたこの生地はちょうどよくって可愛いですよね。

サ:可愛いよね、色もいろいろあるしね。

古:サキコさんはフェスとか遊びに行くんですか?

サ:行く~!今はお店があるから、なかなか行けないけど。フェスのグッズって、ほとんどはなんか記念品みたいじゃないですか?安いけど、普段あまり使えないし…。

古:そうなんだよね~。結局パジャマに…なんてことも多いよね。

サ:だから、今回のりんご音楽祭のハンドメイドグッズは、そういう「その時だけのものじゃない」っていうのが、すごくチャレンジかなって思うけど。のちのちずっと日常で使ってもらえるアイテムを、一年に一度のフェスのグッズで作るっていうのはいいね。

古:ただの記念品になってないフェスグッズを作ってるとこがあって、<メタモルフォーゼ>っていうフェスなんですけど。デザイナーも奇抜な人をいつも採用してて、Tシャツの値段も高いんだけど。金箔みたいな飾りを使ったりとか、黒に黒を重ねたりとか、攻めてるデザインが多くて。そういうことを俺もやりたいなってずっと思ってたけど、メタモは規模が大きいから、そういうのも大量生産で作れたっていうのがあって。

サ:メタモルフォーゼって日本のフェスなの?

古:そうです。今は開催してないんですけど、5年前までは、りんご音楽祭でもお世話になってるDJ MAYURIさんが主催してて、伊豆の会場で、2万人くらいの規模で、テクノのレイブが大きくなりすぎてフェスになったような感じで。りんご音楽祭のスタッフ10人くらいで行った事もありますね。僕が元々そこのグッズ販売スタッフをやってたのもあって、攻めたフェスグッズに憧れがあったんです。それで、りんご音楽祭でも何か出来ないかなってサキコさんに相談したら、素敵なりんごの生地を見つけてくれて。

サ:偶然ね。あの生地もさ、今シーズンの生地みたいな感じだから、今年じゃなかったら買えなかったし。

古:日本製の生地で、日本中にある在庫を買い占めたんですよね。笑 いいね~攻めてる!それを使って、全部の商品が一点一点、サキコさんの手作り。ぜひ買って頂いて使って欲しいですね。

サ:そうだね~。

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左・右:Masht star店内で打ち合わせ

「りんご音楽祭はステージがいっぱいあるから、一つのフェスの中でも自分の好きな音楽をチョイス出来るような感じなんだろうなって。今回のハンドメイドグッズは種類も色もたくさん作るから、“自分で好きなものを選べる”っていうところは共通してるのかな」

古:なんかりんご音楽祭ってどういうイメージですか?サキコさん、まだ遊びにきた事ないじゃないですか。

サ:そう、行った事ないから正直分からない。分からないうちにこのプロジェクトが始まっちゃったから、どういう感じのものを作ればいいのか最初は難しかったな。でも過去のダイジェストムービーを観たり、過去に出演したアーティストのラインナップとかを見ると、ジャンルが決まっていなくてオールジャンルだし、本当にいろんな客層の人が来るフェスなんだろうなっていうのと、ステージがいっぱいあるから、一つのフェスの中でも自分の好きな音楽をチョイス出来るような感じなんだろうな~っていうのもあったし。今回グッズの種類も色もたくさん作るから、そういう意味でも、「自分で好きなものを選べる」っていうところは共通してるのかなって思うんですけど、どうかな?

古:そう思います。今まさにグッズを製作してもらっているところですが、サキコさんがお気に入りのやつってどれですか?

サ:やっぱりTシャツかな、この後ろだけデザインを使うっていうのが私的にはすごい気に入ってる。この小さいお店から、りんご音楽祭というフェスで沢山の人の目に触れる機会がもらえたっていうのがすごい嬉しいなって思う。どういう反応がくるのか気になるっていう意味でも、Tシャツが一番ですね。

古:今までにこういうハンドメイドグッズの企画をやってるフェスってあまりないからね。フェスのお客さんってちょっと特殊っていうか、お客さんの中でも遊び方があるから、そういうお客さんがこういうグッズをどう思うのかっていうのがすごく気になるし、また次にも生かせそうですしね。

サ:逆に、りんご音楽祭的にはフェスのグッズ、今回のハンドメイドグッズにどういう気持ちで取り組んでるの?スリーパーさんの意見がりんご音楽祭の意見なのか、別なのかがわかんないんですけど。

古:まぁスタッフのみんなに相談はしますね。僕が思いついて、「こんな事やりたいんですけどどう思います?」って。今回のハンドメイドグッズも、みんな楽しみにはしてるんですけど、過去にやった事が無いからいまいち反応に困ってるっていうか。「また古川が訳わかんないことやってるぞ」っていう。笑 僕、サンプルで作ってもらったテトラポーチを最近いつも持ってるじゃないですか?それをブラブラさせて、「今年ハンドメイドグッズ作ってるんですよ~」って話すと、「またこんな大変な時期に、そんな余裕無いだろ」みたいな。りんごの生地の日本中の在庫を買い取ったって、スタッフがこの対談で知ったら怒りそうですね。笑 結構作りますからね、ハンドメイドでこの数はかなり攻めてますよね。

サ:まぁどれくらいが攻めてる数なのか、私はよくわからないんですけど。

古:正直攻めてると思う、値段も。でもこのハンドメイドグッズたちは、俗にいうフェスグッズみたいに消費されない。ずっと着れるし、ずっと売れる物として作ってるから、ここで一気に攻めて、もし残っちゃっても「じゃあどうしようかな?」って考えるのも楽しみ。じゃあこういう風に展開してみようとか、そういうのも楽しみですね。

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左・右:Masht star店内で打ち合わせ

「フェスグッズに対しての新しい概念っていうか、新しい捉え方。音楽だけじゃなくて、そこでしか買えない商品価値のあるものを求めてっていうフェスの楽しみ方にも繋がれば」

古:松本って来た事ありますか?

サ:ないです。長野県の白馬村には冬にボードをしに行った事が何度かあるけど。松本は、今回みたいな事がなかったら一生行こうと思わなかったかもね。

古:松本、いい所ですよ。水と空気がすごく綺麗で景色もいいし。松本の人は山を見てる。綺麗な山に囲まれて、おいしい水とおいしい空気で生活してるって感じですね。この企画がきっかけになって、サキコさんが松本に来てくれたら嬉しいです。そもそも、内地のフェスに行く機会なんてそうそう無いってことですもんね?

サ:う~ん、中々ないね~。沖縄に住んでからはない。内地に住んでいた頃はレゲエの野外とかに行ってたけど。

古:音楽的にレゲエが好きなんですか?沖縄のレゲエシーン、すごいですもんね。

サ:そうですね、レゲエが一番好きです。レゲエから入ったけど、今はダブとか、四つ打ちとかも聴けるようになって好きだし。りんご音楽祭でいろんなジャンルの音楽が聴けるんだろうなって思うとすごく楽しみ。

古:この対談が出るタイミングで、ハンドメイドグッズの通販が始まるじゃないですか、その通販のサイトを見る人とか、当日グッズ売り場に来る人になんか伝えたい事とかありますか?

サ:マシットスターは全部手作りで、アフリカンファブリックっていう独特なものを扱っているんですけど、それをどういう風に皆さんに日常で使ってもらえるかっていうのをいつも考えながらやっていて。アフリカの生地を、現地で売ってる服とは全然違う雰囲気で使うっていう事をしたくて、Tシャツを作ってみたり。Tシャツ全体にアフリカの生地を使用すると派手すぎても、背中半分だったら日常でも着やすいし、上にもう一枚ジャケット等を羽織って背中から裾が出れば重ね着の商品としても可愛いんじゃないかとか。
今回のりんご音楽祭のハンドメイドグッズも、ただのフェスの記念品じゃなくて、フェスで買ったけど、その次の日曜日でも、持って・着て外に出たり、コースターやエプロンならお家で使ってもらえたりする、そういう商品を作れたんじゃないかなと思っています。フェスグッズを買うというより、普通にお店で「今後長く使おう」ってものを買うような感覚で、商品を選んでもらえるとすごく嬉しいですね。このハンドメイドグッズがきっかけで、今後フェスグッズに対しての新しい概念っていうか、新しい捉え方をお客さんにしてもらえるようになったらいいな。ただ消費されるものじゃなくて、長くじっくり使ってもらって、次の年にまた新しい商品を同じフェスでゲットするっていうループがあれば。フェスに音楽だけを楽しみにいくんじゃなくて、そこでしか買えない商品価値のあるものを求めてっていう事にも繋がれば一番いいんじゃないかな。

古:当日遊びに来てくれるお客さんはもちろんだけど、事前にウェブでこのハンドメイドグッズを買ってくれて、りんご音楽祭にむけて気持ち高めてくれたりとかも嬉しいですしね。それってなんか独特の広がり方。フェスってこういうもんだよねっていう固定概念がなんとなくあるじゃないですか?でもやっぱそれだけがフェスじゃない、もっといろんな楽しみ方があるよっていうのを提供できたらなっていう思いがあるので。製作スケジュールもタイトですけど、サキコさん、よろしくお願いします!

サ:それはもうほんとね~、頼むで。笑

古:りんご音楽祭当日にむけて、引き続きよろしくお願いします!

サ:はい!こちらこそ、よろしくお願いします。

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<Masht Star × りんご音楽祭 ハンドメイドグッズ>
ご購入はこちらから→http://www.masht-star.jp/?mode=grp&gid=1230044
モデル:コムアイ(水曜日のカンパネラ)、やけのはら、原田茶飯事、WSZ80(LEF!!! CREW!!!)、ヴィーナス・カワムラユキ(しぶや花魁)、DJ BAKU、望月かなみ(おやすみホログラム)
写真:折井康弘、箪笥(アシスタント)
メイク:タカハシユウナ
撮影場所:裏渋谷スタジオ、Cafe Bohemia、しぶや花魁、Luxury Rose

 

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