りんごMAGAZINE

【りんご通信vol.17】信州大学DJサークル「おみそしる」のお話(花)

毎週更新!りんご音楽祭の広報チームによるコラム連載「りんご通信」では、りんご音楽祭のリアルな裏側や、りんご音楽祭の開催地である長野で暮らすメンバーの日常をお届けします。

信州大学発のDJサークル「おみそしる」とは?

 今回は、いかにも私が大学生である、ということを存分に示していきたいと思う。

 私は、信州大学人文学部人文学科哲学芸術論コースに所属している、大学3年生である。そして今は、測らずして(話すと少しだけ長くなるので省かせてもらう)東洋哲学を学んでいる。頗る難しい東洋哲学を、測らずして学ぶというのは、修行だ、うん、修行だよ。

 さあ、そんな私だが、最近大学にDJサークルたるものを発足させた。突如として現れたDJサークル「おみそしる」。活動範囲は松本市に留まらず、長野市、名古屋市、高円寺など、様々な場所で少しず〜つ名を轟かせている(轟かせたい)。

 どうしてDJサークルを作ったか、という話。りんご音楽祭が行われる松本市ですが、街に現れる若者が少ないこと少ないこと。それもそのはず。松本市の総人口およそ23万人、うち、20代の人口およそ2万人(松本市公式HPより)。え!少ない!なんと東京都の100分の1!パーティーに足を運んでも、会う人はいつも一緒。これは素晴らしいこと、安心しますね、とても。しかし、このままでいいのか!?松本市には信州大学があるのに、大学生全然街にいないじゃん!?ということで、街と大学の窓口を作るべく、サークルを作ったのです。信州大学のDJサークルとしてパーティーを主催したり、パーティーに出演したりすることで、大学生の街に出るハードルが少しでも下がればいいなと思ったのだ。

街と直結している音楽フェス、りんご音楽祭

 りんご音楽祭は、街と直結しているという点でかなり特異なフェスである。街を盛り上げることは、りんご音楽祭を盛り上げることに繋がるのではないか、と思っている。だから、このDJサークル「おみそしる」が街に侵略していくことで、りんご音楽祭に新しい風を吹かせられたらいいな、って、最近は思っている。

 実際作ってみてどうだったか、というと、発足半年弱にして、街の変化をいささか感じつつある。初めてクラブに来た大学1年生がりんごジュースで乾杯したり、ノリ方を教えてもらってたり。この流れが、りんご音楽祭にどのように作用するのか、未知数である。

 どうぞ皆様、今後ともDJサークル「おみそしる」の動向に、乞うご期待。なまぬる〜い目でお見守り下さい。

▷信州大学発のDJサークル「おみそしる」の詳細はこちら

OTHER MAGAZINE

RECENT NEWS