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2019.01.11TALK

『番外編  りんご音楽祭 写真放談』   ~おめでとう!10年目のフォトギャラリー公開に寄せて~

開催10年目を迎え、名実共に音楽好き達から一目置かれる野外フェスとして成長した『りんご音楽祭』。その魅力や特徴とはなんだろう? オーガナイザーである dj sleeper こと 古川陽介氏に依る 有名・無名、ジャンルを問わない絶妙なアーティストラインナップ。城下町 松本が持つきれいな空気と豊かな緑のある環境。フェスの規模が大きくなる中でも、ところどころに残る 良くも悪くも ”手作り感” 。そして、オフィシャルフォトグラファーズの撮影したアフタームービーやフォトギャラリーの充実。撮影を通してフェスを初期から下支えしているフォトグラファーズたちに、撮影者の目線から りんご音楽祭を語ってもらった。

 
折井康弘
りんご音楽祭には記念すべき第一回目から参加。唯一の皆勤賞。以後、りんご音楽祭オフィシャルフォトグラファーズを創生期から支える中心的存在。スチールだけではなく、ムービーも回せるフォトグラファーズきっての名バイプレーヤー。近年、フジロックや朝霧JAMなど、その他の音楽フェスにもオフィシャル撮影で幅広く参加している。

みやちとーる
りんご音楽祭の会場となるアルプス公園内を縦横無尽に歩いて回り、お客さんだけではなく、アーティストや運営スタッフにも愛される名物フォトグラファー。主に会場周りで起きる素敵なハプニングやお客さんの笑顔が好物。写真はコミュニケーションアートが信条。三重県在住。

平林岳志
りんご音楽祭は2013年から参加。地元 長野県に活動拠点となるスタジオを構える。広告写真の傍らで、りんご音楽祭でもおなじみの OGRE YOU ASSHOLE などのアーティスト写真やライブ撮影も手がける。りんご音楽祭での撮影モットーは「わかりやすく、使いやすい、王道の」写真を撮ること。

◉『りんご音楽祭』はいつから参加したんですか?

折井:僕は2009年の初回からです。地元だっていうのもあって、友人のバンドが出ていたりしたので、その初回はお客さんとして参加しました。

みやち:2009年のギャラリーの写真って、誰が撮ってるの?

折井:これは僕がカメラを持っていたので、なんとなくそのまま撮ってたのと他にも2人が撮影してます。

平林:この頃はクレジットが入ってないから、まだ誰の写真か正確に分からないですね。でも、折井さんの撮影してるっぽいのはなんとなくわかるかな。

折井:初回が終わった後に「このフェスを撮らせてください!」って主催のスリーパーさん#1 に直談判したんですよね。ちゃんと撮影チームを組んだのは2011年からです。僕も含めて3人のチームでした。

みやち:僕は2012年の春#2から参加してるね。

平林:みやちさんにオフィシャルチームへのお誘いがかかった経緯はなんだったんですか?

折井:みやちさんは、スリーパーさんも所属していた朝霧JAM’S#3の方だったんですよね。

みやち:そうそう!僕もりんご音楽祭には興味があって、当時はミクシィの瓦レコードのコミュとかに入ってたんだよね。

平林:もう、2012年には全ステージ、全アーティストを欠かさずに撮ってるんですかね?!

みやち:僕、初回だったし、よく覚えてるけど、全部撮ってるね。

折井:この頃はまだ4ステージしかないって事もあるし、タイムテーブル的に近年ほどパツパツではなかったので「全部、網羅できた」ってのが正しいでしょうか。「誰か一人はステージに付いてるようにしようぜ!」ってざっくりした決めごとだけして。まだ余裕がありましたね。

平林:2013年から僕も参加させてもらいましたが、ここ数年でレギュラーと言えるようなフォトグラファーが他にも加入したり、フォトギャラリーもこの年からグッと良くなりましたね。

折井:そうですね。この年からすごくチームらしくなりました。こうやって改めて見ると、なんか昔の方が写真が良い?!自分で言いますけど、僕の写真、最高ですね。(過去のフォトギャラリーを閲覧しながら)

みやち:いやいや、今も良いでしょ?(笑)

折井:ああ、そうでした!「今年の写真、めっちゃ良いじゃん」ってスリーパーさんに言ってもらえましたよ!

平林:よかった(笑)

みやち:毎年良いけどね!(笑)

◉フォトギャラリーとオフィシャルムービーがすごく充実しているフェス。

折井:そこには我々も自信がありますね。

みやち:一地方のフェスで、こんなに充実しているフェスって他にないですよ。僕らもそこに誇りを持ってやっているところがあるよね。

平林:折井さんも年によってはアフタームービーやったり、『RINGO A GO-GO#4 』のムービーも回したり、かけ持ちしながらやってるけど、大変じゃないですか?

折井:よくそれ言われるんですけど、根底のところでの「やるべきこと」というのは共通しているので、自分としてはさほどでもないですね。多少、技術的なマナーがスチールとは違ったりしますが、自分が果たすべき役割は何ら変わらないですよ。あと、ムービーに関してはミツオさん#5が 培ってきてくれている『りんご音楽祭』ならではのトーンがあるので、そこを絶対信頼しているし、「あとはミツオさんがきっと何とかしてくれる!」というような空気がある。だから、ムービーの方もみんな自由に撮れているような気がしますね。

みやち:そういえば、僕と平林さんで一緒にいたところにお客さんから「りんご音楽祭って本当にフォトギャラリーとアフタームービーが最高ですね!日本一のクオリティじゃないですか?」って言われたことあったよね?

平林:あれは驚きましたね!僕らがちょっと休憩しながら立ち話してた時にお客さんの方からわざわざ話しかけてきてくれたんですよね。

折井:そんなことがあったんですか!嬉しいですね。

みやち:ね!僕らも実際、日本一のフェスギャラリーを作りたい気持ちでやってるし、お客さんも僕らをちょっと労って声をかけてくれたような雰囲気あったよね。ああいう声に応えたくてやってるようなもんですからね。

平林:お客さんやアーティストとの距離も近いですよね。物理的にも。心理的にも。もっと言うとフェスにやって来た、見ず知らずのお客さん同士でさえ、すぐに仲良くなってしまうような空気があります。

みやち:僕も撮影しながら、お客さんにフェスを一日楽しんでもらいたいと心から思っているし、お客さんを撮影でもてなすような「写真撮影っていうアトラクション」を提供できたらいいな、っていう思いがあって会場内を歩いてます。

折井:みやちさんはもうフェスと一体化してますよね(笑)みやちさんが撮るとどうしてあんなにお客さんが良い笑顔になるんでしょうか。みやちさんに撮られたくて来ているお客さんもいると思いますよ!今やステージも多いし、タイムテーブルもパツパツなフェスなので、どうしても撮影チームも大所帯になってきました。その分、チーム内での意思の疎通が難しくなったり、約束事や煩雑なことも増えたんですが、撮影自体はとてもやり甲斐があると思います。

◉なぜ長く続けてこれたのか?

折井:先ず、地元貢献っていう気持ちがありますし、毎年、撮ってて楽しいですよ。ライフワークと言っていいかもしれないです。他にちょっと良い仕事が入ってきても、僕はりんご音楽祭の日程を優先しちゃいますね。

平林:辞めようと思ったことは一度もないですか?

折井:辞めようと思ったことはないですけど、ただ、ここ数年はなんか疲れてます。

一同:(笑)

平林:それは対人関係?!中間管理で板挾みになるとかの?(笑)

折井:それも無くはないですが、、。毎年、自分のやっていることに飽きてきちゃったというか。こういうの、なんて言うんでしょう?

みやち:刺激が少ないってことやね!

平林:その辺、みやちさんはどうですか?

みやち:僕はまだ7年ですけどね。最初期の本当に混沌としていた時が一段落してからになるので、未だに未成熟な部分はあるけど、随分といろいろなことがやり易くなってから加入できたんじゃないかな。でも、続けてこれた最大の理由は折井さんがいてくれたからですよ!

折井:本当ですか!?

みやち:そーですよ!実際、僕ら同業者同士がたくさん集まると「微妙なところ」ってあるじゃないですか。みんな一匹狼なのに、誰を立てるべきなのか、とか、手の内を見せる見せないとか、結構、センシティブになってしまうところがある。でも、折井さんが作ってくれている空気やチームの連帯感が僕は好きなんですよね。折井さんが僕らを仕切ってくれるから「じゃあ、行こか!」ってなる。ここが大きいですよ!僕は今、三重にいるので、同業的な繋がりが薄いんだけど、そういう意味でもりんごのチームで動くことに恩恵を得ていますね。そして、やっぱり、スリーパーの音楽的センスも大きいよね。「いいかげんにせーよっ!」って思ったとしても、やっぱり音楽への愛は認めざるをえないというか。一緒に何か作りたいって気持ちにさせられてしまうかな。

◉りんご音楽祭の魅力って何でしょう?

みやち:一番最初に挙げるべきはやっぱり、耳の良いフェスなんやろな。毎回、集めてくるアーティスト「良いの集めてくるなあ」って思うよ。

折井:ホント、そこが一番ですね。自分がもし、りんごのフォトグラファーズに入ってなくても日本で一番行きたい、と思わされるフェスなのは間違いないです。

平林:なるほどね。お客さんも特定の音楽ジャンルへ傾倒してるんじゃなくて、幅の広いリスナー層が来ている気がします。自然が近いフェスではあるけど、隔離された厳しい環境ではないからお客さんのファッションも様々で撮影しててもそこが面白かったりします。

みやち:フジロックみたいなものになってしまうとヘビーデューティーなアウトドア用の準備を入念にしてないときついもんね。何が何でもテント泊せんでも良いし、お客さんの自由度は高くて良いよね。僕、個人的な苦言を呈するとフェスのスタートが早いことが気になってるなあ。都内、近県の人たちは始発乗っても間に合わんやろって。

折井:でも、朝一発目を会場いっぱいにしてしまうようなアーティストがたまに出てくるから面白いですけどね。スリーパーさんとしては「前夜祭から遊びに来てね!」ってことでしょう!

平林:地元に落ちるお金も増えますしね(笑)

◉りんご音楽祭のオフィシャルフォトグラファーはちょっと他の撮影チームとは違う。

平林:折井さん、みやちさん、二人ともその他のフェスでも撮影で活躍してると思うのですが、フォトグラファーとして何か具体的に感じる違いってあります?

折井:こんなに統率のとれたオフィシャルの撮影チームはないですね!すごくまとまっていると思いますよ。「チームで動くのがめんどくせー」って人には悪いですけどね。

みやち:全ステージ、全アーティストを撮影して、それをギャラリーに公開してるって、なかなかないよね。この規模でやっているフェスで考えたら通常ありえない。

平林:りんごの場合は撮影者本人の判断でアタマから最後まで撮っても良いし、担当ステージのシフトが誰かとちゃんと折り合いをつけることができたらステージの担当者以外でも撮りに行くことができるし、かなり臨機応変ですよね。フォトグラファーズ各自の自発性に委ねられるところが大きいけれど、全編に渡ってこの ”ちゃんと撮る” って姿勢は折井さんが築いてきた「りんごイズム」なんですか?

折井:たしかに僕ら「ちゃんと撮って」ますよね(笑)  でも、最近 「ちゃんと撮って」当たり前だと思ってるんです。正直な話をすると 僕らの撮影したものってニュースサイトなどの速報に使うだけであれば、毎年大人数でこんなに撮る必要がないですよね。りんごのオフィシャルギャラリーに全アーティストの掲載するからこそ、各人が本気で取り組んでいるし、オフィシャルチーム内でもしのぎを削ってくれてるんじゃないでしょうか。だから、年数を重ねた上で自然と出来上がった撮影イズムかもしれないです。

みやち:そうそう!速報に対応するだけなら、他にもっと効率的で少人数化できるようなやりようがあるんだけど、そうじゃないよね。

平林:ステージ担当を差し置いてでも、「俺の撮った写真を使ってもらいたい!」とか「今年のりんご音楽祭を代表するような写真を撮ってやろう」とか 初参加のフォトグラファーでも、その気になれば挑戦できるし、実際、そういうことが毎年起こりますね。

折井:フォトグラファーにとってはすごく良い環境だと思ってるんです。ニューカマーでもMVP的な写真を撮れるかもしれないし、個人ページを作ってフィーチャーしてくれたりもする。実際、2日間撮りっぱなしなのでハードだとは思いますが。

みやち:若手の人たちにとって、こんなに自由に撮らせてくれるフェスは他にないですよ。

折井:「こんなにやらせてくれる、撮らせてくれる」準備が整ったフェスだからこそ、これからどんどん成長していきたいと考えているガッツのある若手たちの、りんごフォトグラファーズへの参加を個人的にも心待ちにしています。

みやち:良い人が来てくれると良いよね。僕たちも同時に刺激をもらえるし。

折井:僕がいうのもなんですが、若手のカメラマンは運を味方につけたり、横の繋がりを築いてナンボのところがあるじゃないですか。積極的に先輩たちに絡んだり、参加してる者同士でコミュニケーションをとってもらえたら嬉しいです。

平林:りんごでは、その気になれば、いくらでも他人の撮影の仕方や立ち回りを見て盗めるし、ギャラリー公開された後には他のフォトグラファーの色の出し方や写真のセレクト術も学べますね。広いアルプス公園内をどう歩くか、アーティストの1ステージをどんな解釈で撮るか、とか意図が必要ですよね。

折井:そう。僕らの仕事って会社組織に属するフォトグラファーでも無い限りはほとんどが自己流だったり、独学となることが多いので、同業者から直接アドバイスをもらえるような現場って稀ですよね。自分の撮った写真を自己完結で終えるのではなく、先輩の目線からはどうか?フェスの主催者はどう思うのか?アーティストはどんな写真を気に入ってくれるのか?撮影したお客さんを笑顔にできたのか?りんご音楽祭の撮影は、そういったことを自分なりに考える機会と時間を与えてくれるものになると思います。写真という表現が人に見てもらうものである以上、場の空気や人の気持ちを察することはとても重要です。

みやち:担当ステージに張り付いてるだけじゃ勿体無いよね。僕ら担当ステージなしで動いてるメンバーがスポット的にシフトを交代することだってできるんだから、臆せずに来てほしいな。アーティストチェックに渡る前の折井さんがチェックする際に適切にネゴるのもそうだし、「(折井さんの中間セレクトから)落ちるってわかってても出す」ことができる余剰の力って言うんかなぁ、、。「(セレクトに)通る写真」を撮っていることも大事だけど、折井さんの想像を超えるような写真を撮ってきてるのが大事かな。こっちが言う事の反対も実践してくるような図太さや反骨心も必要ですよね。だって、そもそも りんごの撮影って撮っちゃいけないものがあまりないんだから。

◉オフィシャルフォトグラファーに求められている事は?

平林:お客さんが SNSなんかに即座にスマホから写真をアップできる時代ですけど、僕らのオフィシャルの立場で撮影する意義はどんなところにあると思いますか?

みやち:僕は自分の本分はもちろんフォトグラファーだと思っているけど、雑用とか設営も手伝ったりしながらやるのも好きだし、アリだと思っています。お客さんから見たら僕らはフェスのスタッフでもあるわけで、一緒に作り上げる気持ちが他のスタッフたちとも通っていた方がいいし、ステージの設営や管理をしている人たちとも前日に「当日もよろしくお願いします」とか「明日、ここ通るけどごめんね!」なんて声がけがあるだけで、当日の雰囲気や撮影できる距離感なんかが違ってきたりする。僕らは一緒にフェスを作ったり、盛り上げたりする側なので、その責任感の所在が写真に出てくると思う。

平林:おっしゃる通り、バックグラウンドでスタッフとコミュニケーションを取るのも撮影の一部ですよね。撮影行為をバッターボックスでバットを振る事だとするなら、ストライクを取られてしまうような局面を判定ギリギリのラインでノーカウントにしてもらうとか、そういうことですよね。本来だったら、ステージの最中に嫌がられるようななことが、ステージ進行管理の人やアーティストサイドの方との距離感次第ではOKをもらえたりする。闇雲にバットを振ってるだけじゃダメだし、ベンチで様々な動きを読むことも大事ですね。

折井:僕もフジロックや朝霧などのフェスなんかで自分の上にボスがいる時であっても必ず、打ち合わせや挨拶にはついていくようにしてますね。自分自身もちゃんと顔を売って、少しでも融通を利かせてもらったり、アーティストの状況やステージの進行状態などが耳に入ってくるように心がけていますよ。当日の自分の動きやすさを自分で確保しておく。あとはみやちさんも言いましたが、何よりも「責任感」ですね。

平林:基本的に撮り漏らさないこと。フェスにも、アーティストにとっても、良い広告効果を生む写真を撮ること。お客さんの楽しい時間を、フェスを支えるスタッフたちの頑張りをちゃんと残してあげること。

折井:そう!それを「切り撮って、閉じ込める」んですよ。ちゃんとアーティストにも、お客さんにも、主催にも掲載に関する説明義務を果たし、許可を取ります。そういった一連の流れを経て、正々堂々とギャラリーに掲載する。それは僕らにしかできないし、そこに僕らの存在意義があると思うんです。オフィシャルに求められる事、オフィシャルとして撮る意味って、単純ですが「ちゃんと撮る。ちゃんと掲載する。」だと思うんですよ。お客さんやオフィシャルで入ってない場合は良い写真が撮れなかったらSNSでも何でもアップしなければ良いだけの話しなんですが、オフィシャルで入る以上、僕らは「ちゃんと撮って」「ちゃんと掲載」しないといけないんです。「ごめんなさい。上手く撮れていませんでした」っていう事がそもそも通用しない。「使えない写真」を撮れない以上、いついかなるステージも本気で「良い写真」を撮影しないといけない。僕らフォトグラファー稼業は100点スタートって言葉を先輩から教わったことがあるんですが、まさにその通りだと思います。これはステージのアーティストも同じだと思いますよ。

みやち:SNSの速報性と拡散効果に期待して、お客さんが撮ってSNSに載せることを推奨してるアーティストも増えたけど、もしかしたらアーティストサイドが載せてほしくない写真かもしれないし、写してほしくない人やモノやコトが写ってしまっているかもしれない。一切のフィルターを通さずに掲載されるってやっぱり怖いですよ。

折井:語弊のある言い方かもしれないけど「アーティストのかっこいい写真」なんて、一定のレベルまでなら写真をちょっとかじった程度の人にだって撮れます。だってアーティストはそもそもかっこいいんですから。それらを超越する心が震えるような写真を撮るには、気持ちを込めるしかない!オフィシャルであるからこその「責任感」と良い写真を撮ってやるぞ、という「熱い気持ち」。この二つが合わさった時に奇跡の写真が撮れるんじゃないかなと思います。「ちゃんと残って、意味のある写真」を撮るには正式な手続きを踏む、って絶対必要です。それができるのは僕らオフィシャルだけなんだからこそベストを尽くしたいですね!

◉今後のりんご音楽祭に期待していること。

平林:二人は何かあります?

折井:このままブレずに続けて欲しいですね!それを僕らフォトグラファーズも全力で支えますので!

みやち:うーん、そうやなあ。僕はライブペイティングとセットで、僕がライブシューティングする、ってコンテンツでいつか出演する側として出たいかな。

折井:それ、いなごステージとかで すぐできるんじゃないですか?

みやち:いや、目指すは「りんごステージ」でしょ!

平林:RINGOOO A GO-GOのオーディションにも出たりしてね。(一同 笑)

#1  古川陽介。りんご音楽祭 主催者であり、アーティスト dj sleeper としても活躍中。学生時代から松本市に『瓦RECORD』を立ち上げる。フェスの名前は、「分かり易さ」「親しみ易さ」「松本らしさ」をこめて、松本の名産であるりんごにあやかって名付けられた。
#2  りんご音楽祭は2012年のみ、春と秋の2回開催だった。
#3  朝霧JAM実行委員会と協働する地域ボランティアを主体とするチーム。
#4  音楽シーンの未来を担う人気アーティストを発掘するべく、「りんご音楽祭」が主催するライブオーディション企画。
#5  吉田光雄。gnucreatives 代表。MV撮影などの実績多数。りんご音楽祭ではアフタームービーの監督を主として担当。(2012年 春・秋、2013年、2014年、2017年、2018年)https://gnucreatives.com

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