りんごMAGAZINE

「自分のすべてを信じてあげたい」大比良瑞希が5thアルバム『After All, All Mine』で届ける、ありのままの自分【〇かじり!音と人】

りんご音楽祭出演アーティストの最新アルバムを芯まで丸かじりするインタビュー企画「〇かじり!音と人」。

第1回のゲストは、東京出身のシンガーソングライター・大比良瑞希(おおひら・みずき)さん。今回取り上げるのは、2025年2月、初の全曲自身が作詞作曲/セルフプロデュースを手がけたユニークな9曲入りの5th Album『After All, All Mine』。

りんご音楽祭のライブオーディション「RINGOOO A GO-GO」をきっかけに、2016年以来りんご音楽祭に複数回出演している大比良瑞希さん。最新アルバムと共に、今年はどんなステージを披露してくれるのでしょうか。最新アルバムの制作裏話や、曲づくりに込めた思い、ライブへの意気込みをじっくり掘り下げました。

初セルフプロデュースとなるアルバムの世界観を通じて、大比良瑞希を魅せ直したい

――りんご音楽祭主催者・dj sleeperと共に、出演アーティストの最新アルバムを掘り下げる本企画「〇かじり!音と人」。第1回のゲストはシンガーソングライターの大比良瑞希さんをお迎えしています。

大比良瑞希さん:よろしくお願いします。

――そもそもこの企画が動き出したのは、まさに大比良瑞希さんの最新アルバム『After All, All Mine』がきっかけなんですよね。

dj sleeper:実は俺、ここ数年の大比良さんのアルバムをあんまり気に入っていなかったんですよ。俺はずっとファーストアルバムが一番好きで、個人的には「最近の作品はあんまり好きじゃないな」って思ってた。そんな中で今回のアルバムを送ってくれて。聴いてみたら、正直「誰これ?別人じゃん!!」って思ったんだよね。

大比良瑞希さん:(笑)。「何があったの?」ってすぐに電話をくれましたよね。簡単にアルバムのことを紹介すると、私は2024年に7年所属していた大手レーベルから独立し、自主レーベル〈Fetanu〉を立ち上げました。そして、2025年2月に全曲自分自身で作詞作曲/セルフプロデュースを手がけたのが『After All, All Mine』なんです。

dj sleeper:俺的には、ファーストアルバム以降あんまり好きなアルバムが出ていなかったことを残念に思っていたんだけど、それはその時がそういうフェーズだっただけで、本人の魅力やリズムは失われてなかったんだなって安心したんだよ。

自分は、りんご音楽祭を立ち上げた頃から「ライブパフォーマンスを観てブッキングする」ということを貫いてきたんですが、コロナをきっかけにアーティストの作品作りへの向き合い方が変わってきたなと感じていたのもあって。だから、改めてこのアルバムが出来るまでの話を聞いてみたいなと。

大比良瑞希さん:ありがとうございます。自分でも、「これを機に名義を変えようかな?」と思ったぐらい、すごくリセットというか、新たなフェーズに入った感覚があったので、そう受け取ってもらえたことはすごくうれしいです。

1stアルバム『TRUE ROMANCE』からつながった出会い

2016年出演時の大比良瑞希さん(画像:Takanori Tsukiji)

――アルバムの話を聞いていく前に、お二人が出会ったきっかけから教えてください。

大比良瑞希さん:一番最初に出会ったのは、2016年のりんご音楽祭のオーディション「RINGOOO A GO-GO」です。会場に行ったら、「もう1枚目のアルバム買ったよ」みたいな感じで声をかけてもらって。

dj sleeper:当時はまだサブスクの時代でもなかったので、ひたすらタワレコに行って端から試聴機で聴いてはCDを買う、みたいなことをしてたんですよね。

大比良瑞希さん:たしかに。そういう時代でしたね。そこでオーディション前から手応えを感じた記憶があります。

dj sleeper:オーディションから選出したアーティストは、基本的にわさびステージに出てもらってるんだけど、大比良さんはその年の中でダントツに良かったから、いきなりそばステージに抜擢したんだよね。

大比良瑞希さん:最初はチェロとMPCとトリオで出ました。それからもバンドで出たり、七尾旅人さんと一緒に出させてもらったりもしましたね。りんご音楽祭は犬も入れるので、家族が犬を連れて聴きに来てくれたのがうれしかったな。フレンチブルドッグで目立ってて恥ずかしかったですが(笑)。

――大比良さんにとって、当時のファーストアルバム「TRUE ROMANCE」はどんな作品だったのでしょうか?

大比良瑞希さん:「大比良瑞希」としてソロで活動を始めたばかりの最初の1枚目だったこともあり、まずは自分がどういう音楽の方向性にしたいかを固めて、アレンジの仕方を考え直すことからスタートしました。今までバンドで作った自分の曲もすべて再解釈して、全然違うアレンジで作り直したんです。

「同じ曲でも、アレンジ次第でこんなに表情が変わるんだな、面白いな」と感じたのを覚えています。今回のアルバムは、当時とシンクロしたというか、初心に帰って作った感覚があって。

アルバムを通して聴いてほしい、ありのままの自分でゼロから作った『After All, All Mine』

――改めて『After All, All Mine』は、どんな思いで作られたアルバムなのでしょうか。

大比良瑞希さん:自分自身の”居心地の良さ”や”気持ちよさ”の心の声に耳を傾け直して、ありのままに作った作品です。

私は2015年からソロでアーティスト活動をスタートさせたのですが、自分の部屋の中で曲を作ってる状況から、だんだんもっと大きいところを目指す上での広がりを考えるようになって、気づけば地に足が着いた状態じゃできなくなってきて。活動4年目ぐらいからは、何となく自分のパーソナルな感情に蓋をしながらやっていた部分もあったというか……。

その時はそれが面白いし正しいと思っていたし楽しかったけど、今考えたらどこか自分と自分がフィットしてない部分もあったのかな。チームを大きくすることもひとつの夢だったから、「人の意見を聞こうかな」みたいな期間が数年あったし、それにすごく大きく左右されたりもした。もともとはできるだけ全てを自分で作ることが好きだったけど、「今は歌うこととギターを弾くことだけに集中しようかな」みたいな時期もあったり。

dj sleeper:そうだったんだね。

大比良瑞希さん:そこでコロナが来て1人の時間が増えたことで、「自分は音楽で何をやりたいのか」とか、「ちょっと自信を取り戻さないといけないな」みたいなことを考えるようになって。自分に蓋をしてきた部分に、もうちょっと向き合った方がいいんじゃないかなと。コロナが落ち着いたタイミングで所属していた会社を辞めて、一気にガーッと作った曲たちが、このアルバムになりました。

dj sleeper:今の話を聞いた後だと『After All, All Mine』ってアルバムのタイトルも刺さるね。今回のアルバムを決定づけるような1曲はあるの?

大比良瑞希さん:決定的な決め手になった曲はあんまりなくて。強い1曲を作るというよりも、「アルバムを通して世界観で魅せなおしたい」って感じだったかもしれない。新しい私で第2章のドアを開けたいから、全部ゼロから作ろう、と。

――実際にどんなプロセスで曲作りを?

大比良瑞希さん:まずは2、3ヶ月かけて弾き語りの状態の曲を30曲ぐらい最初にワーッと作りました。そこから曲数を絞りつつ、全曲少しずつ同時進行で歌詞を作って、アレンジをしたりボーカル編集をしたり、一緒に曲を作りたい人に声をかけたりして形にしていきました。

歌に感動するのは理屈じゃない。揺らぎやクセを大切に作った全9曲

曲作りを管理していた紙のシート

dj sleeper:ちなみに、俺が一番好きなのは2曲目の「ねねねねね、」です。1曲目の「YAWARAKAI HOME」と続けて聴くのがいいんだよね。「YAWARAKAI HOME」は、日本語と英語が混ざったローマ字のタイトルだし、歌詞も結構崩しているよね?

大比良瑞希さん:1曲目と2曲目は、ギターのフレーズ、BPM、録音素材自体も一緒なんです。このフレーズを弾いていると楽しくなっちゃって、メロディが何個も浮かんだから2曲作っちゃおうと思って。

もともと自分は洋楽を聴く方が多くて。言葉に感動する日本の好きな音楽もたくさんあるけど、たまに歌詞が入ってきすぎるとつらいときがあるから、楽器の音として耳に入ってくるぐらいな感じでいいな、と思ったりして。

dj sleeper:俺がアルバムを最初に聴いた印象として、「歌い方がすごく変わったな」って思ったんだけど、その部分はどう?

大比良瑞希さん:ファースト以降のアルバムは、みんなでスタジオに入ってレコーディングをしていたので、より歌詞を聴き取りやすくするために私の歌い方のクセを直していく作業もしていて。例えば、私は「た」という音を「T」と「A」に分けて「トゥ、ア」みたいに歌うことがあって。そういうのも録り直していました。でも、今回のアルバムは、ほぼ家で1人で録ったんです。だからある意味、クセしか出ないっていうか……(笑)。

dj sleeper:前は録り直してたんだ!?そこが魅力なのに。

大比良瑞希さん:最初は人との違いを出していきたい意味でも「直したくない」と思ってたけど、「より良くなるなら、届くなら」とポジティブにトライする気持ちで直していましたね。そのうちに、「ポップスを作っていくというのは、自分の心地良さだけではダメだよな」と思うようになった部分はあるのかも。

dj sleeper:どっちもいい効果で活かせればいいのにね。プライベートな部分とかクセとかの良さを残しつつ、万人に届くようなプロモーションというか。

大比良瑞希さん:あとは、高校生のときからずっと同じボイストレーナーの先生についてもらっていて。もともと自分の歌がコンプレックスで通い始めたんだけど、その先生は、ずっと「唯一無二な部分を生かしてオンリーワンを目指せ」って言ってくれていたんです。

楽曲制作は正解を探すのが難しいけど、歌に集中している時間は一番迷いがなかった。自分を見失いそうになる度に「どういうふうに歌ったらより揺らぎがあるか」「歌が上手いって何か」みたいなことをすごく考えていました。だからこそ、あえて今回は自分らしい歌の挑戦として歌詞や日本語を壊してみるというのをやってみたんです。今までもやってはいたけれど、大全開にしたって感じかもしれない。

dj sleeper:歌い方がすごく変わったと思ったのは、そういうことだったんだね。

大比良瑞希さん:歌に感動するのって理屈じゃないというか、めちゃくちゃピッチが良くて、リズムが良くて、みたいなことだけじゃないじゃないですか。ざらつきに心が震えるというか。テイクを2つ取ったときに、どっちがうまいか、どっちがいいか、っていうのも、自分だけでジャッジをするようになったことで、全部がパズルみたいにハマって面白くなったのかもしれないです。

曲作りを通じて自分にとことん向き合うことで、自信を取り戻せた

dj sleeper:今回のアルバムは、アレンジも全部自分でやったんだよね?その部分はどう感じた?

大比良瑞希さん:今回はまず「自分の間」みたいなものを大事にしたかったから、ある程度イメージのアレンジを頑張って自分で組み立てて。そこからは曲ごとに信頼しているミュージシャンと一緒に作ったり、8曲目とかは全部岡田拓郎さんだったり。

音楽のカラーって、やっぱりアレンジ次第だと思うんです。同じ曲でも、ピアノで弾くかギター弾くのか、どのぐらい音を伸ばすのか、コーラスをどのぐらい重ねるか、マイクは何を使うかといった1mmずつの判断によって予想以上に音楽の方向性や説得力が変わってくる。今思えば、2枚目のアルバムから、アレンジを自分でしなくなったことが、自分の中では結構大きかったのかもしれません。

dj sleeper:たしかに、その影響は大きそうだね。

大比良瑞希さん:
アレンジを自分でしていなかった時は、あえてちょっと背伸びをしたかった。いろんな大人達と音楽を作っていくのもステップアップだと思っていたし、ありがたい経験もたくさんさせてもらいました。その時の曲を聴いてくれて私のファンになってくれた人もたくさんいるから、その頃を否定したい気持ちは全然なくて。あれは確かにあの時の私自身だし。

私自身にも「必要とされたい」「もっと聴かれたい、もっと認められたい」みたいな欲だってあったから、そのために周りの声を聞いていた。でも、だんだん「音楽をずっとやって生きていくなら、自分でジャッジをした方が長く続けられるんじゃないか」って思うようになって。

それこそ、オーディションに参加すること自体も、誰かに期待してることじゃないですか。きっと、どっかで待ってたんです。誰かにジャッジしてもらうことを。でも今は、「もう全部自分でやるしかないな」って思っています。

――また1から曲作りをすることで、少しずつ自信を取り戻していったんでしょうか。

大比良瑞希さん:取り戻したというよりは、「自信は頑張って自分でつけなきゃいけないものだな」ってわかった。自分の直感を信じて、本当に好きなものをもう1回見つけ直せたのをきっかけにして。自信を持つことって自分を知ることだし、自分を知ることって自分の好き/嫌いを知ることだなと。

自分をどう信じて、何を作るのか。まずは自分の心が揺れるものをもう1回探すために、インプットを意識的に増やしました。そうしたら言葉との出会いも一気に広がって、すっかり自信を無くしていた作詞にも向き合えた。

「自分の心がときめくものってまだまだいっぱいあるな」って思い直した時に、急にもっと自分の全てを信じてあげたい気持ちになったんだよね。そういう感動した気持ちに刺激されて、ずっと生み出し続けていくループが叶うならまっすぐで素敵だなとも思ったし。歌詞も一気に楽しく書けるようになって、曲を作ること自体の楽しさを思い出した。

今までに比べたら裸な感覚で、少し怖い気持ちもあったけど、勇気を出して持って、このまま出しちゃおうかなって。『After All, All Mine』をリリースできました。

私は私、飾らなくていい。ライブを通じて等身大な今の自分を届けたい

dj sleeper:『After All, All Mine』のリリースは、ただ単に「新しいアルバムができました」っていうだけの話じゃないんだよね。このアルバムを聴く前の俺みたいに、「ちょっと自分とは違うかな」って思ってる人や、まだ大比良さんの名前を知らない人にこそ、今年のりんご音楽祭でのライブを見てもらって、「今の大比良瑞希」を感じてもらいたい!

――今回のアルバムをリリースしたことで、ライブとの向き合い方にも変化はあったんでしょうか。

大比良瑞希さん:自分自身が変わったから、ライブも変わった気がしていて。今までは、「ライブは特別な場所だから何かに乗っからなきゃ」みたいな感覚があったけど、今はヒール履くのをやめた感覚というか。やっと地に足が着いた感じがします。

それこそ、以前は「フェスだから盛り上げなきゃ!」みたいな気持ちでライブをしていた部分があるんです。でも、私は人間的にもそんなにテンションが高い方でもないし(笑)、「それは自分に向いてないな」というのもわかった。

やっぱり音楽って好き嫌いがあるし、日常と同じだけど合わない人は無理に合わせなくていいと思う。音源もライブも、合う人と合う人同士がちゃんと結び合えればいい。このアルバムを作ったことで、変に格好つけたりせず、自分と自分がフィットした感覚があります。だからりんご音楽祭のライブでも、「『フェスモードな自分』を作りすぎずに心地よくやっている」っていうところを感じてほしいな。

dj sleeper:今のいいね!フェスモードとかじゃなくて、「私は私モード」ってことだよね。今年のりんご音楽祭のステートメントである、「あなたは私の二番目に好きな人」にも合ってるじゃないですか。

大比良瑞希さん:私自身、もっと堂々と私を好きでいたいために動き出した新章でもある。それに、良いフェスも良い音楽も、その人それぞれに「自分ごと」にさせてくれる力があると思うんですよね。全員がちゃんと主役、というか。私は私のありのままを歌うけど、音楽と風に乗ることで、その人にとっての音楽/今になって欲しいわけだし。そういう意味でも、音楽と生きることは直結で。

常にずっと自分のことを探してるというか、どこか不器用だったり、うまく喋れないときがあったりするけど、だから音楽をやっているわけだし、こんな生き方もあるというよな、自分の全てをもってして、ライブに挑んでるからこそ、ありのままに見てもらいたいというか。

dj sleeper:うんうん。ライブを見るって、そういうことだからね。それに、全然その人のことを知らずに見るよりも、やっぱり少しでもその人を知ってる方が絶対に見え方も変わる。この記事を読んだ人が、大比良さんのライブを聴いて何を感じ取るのかが楽しみだね。音楽だけじゃなくて、今のその人を見るってことをちょっと意識してみたら、また楽しみが増えるんじゃないかな。

大比良瑞希さん:そうかもしれないですね。「私は私」モードのまま、目の前にいてくれるお客さん皆も「私は私」モードで、その時間や空気感を大事に共有していけたらいいな。ライブを見てくれた人たちに、――ありのままの自分で生きるという、居心地の良さを探し続けていくことを諦めないこと、全て自分の糧になっている “After All, All Mine” って思えばなんか大丈夫な気がしてくる――そんなメッセージが、音色としてヒューンと届いていってくれたらうれしいです。

執筆・撮影:風音

<プロフィール>

【大比良瑞希 | Mizuki Ohira】
憂いを帯びつつ余韻の残るスモーキーな歌声と、グルーヴする爪弾くギターフレーズ。日々に寄り添う等身大な歌詞が、人々の心に寄り添う東京出身のシンガーソングライター。一番好きなミュージシャンはFEIST。

SOUL、ROCK、オルタナティブを中心とした多様なジャンル/年代から影響を受けてきたサウンドで、これまでにオリジナルアルバム5枚をリリース。その他、七尾旅人/CHICO CARLITO/スカート(澤部渡)/tofubeats/STUTS/Kai Takahashi(LUCKY TAPES)/蔦谷好位置/DJ HASEBE/尾崎裕哉/カーネーション(直枝政広)/butajiなど様々なジャンルのアーティストとコラボレーションや制作を重ねている。

FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、GREENROOM FESTIVALなど大型フェスへの出演も多数。MUSIC MAGAZINEベストアルバム2023にてJ-POP/歌謡曲チャートでランクインするなど、音楽専門メディアでも高い評価を獲得した。

バンド編成やエレキギター1本での弾き語りによる自身のライブ活動は日本のみならず中国ツアーも成功させる他、ブランドイベントの出演、CM音楽制作、ファッションブランドとのコラボレーション、ナレーション、モデル活動などを精力的にこなし、創作活動を進行中。

昨年自主レーベル〈Fetanu〉を立ち上げ、2025年2月、初の全曲自身が作詞作曲/セルフプロデュースを手がけたユニークな9曲入りの5th Album『After All, All Mine』をリリース。

Website:https://ohiramizuki.com/
Instagram:https://www.instagram.com/mizuki_ohira/
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Youtube:https://youtube.com/@mizukiohiraofficial?si=wulmiy_klRqEySXa

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